仕事になっていくきっかけ

生徒さんからの一番多い質問は

「どうしてヒーリングの世界に入ったんですか?仕事を始めたんですか?

というものです

子供の頃から不思議なことや目に見えない世界について興味を持っていましたが

親がそういうの大嫌いで大人になる頃にはすきだったことさえ忘れていました

 

物質的なものを追い求める20代は沢山消費しました

シャネルやヴィトンが大好きでいつも買い物ばっかりしてました

一見満たされて不自由なく幸せな生活を送ってるように見えても精神的に辛く苦しく

毎日不安で胸が押しつぶされそうで

精神的な辛さが限界に達した頃様々な占いや霊能者に会いにいくようになっていましたが 彼らはなんていんちきくさいんだろう ちっとも幸せそうじゃないし

こんな人のアドバイスはきけない

そんな風に見てもらう事に見切りを付け出した頃から 自分でヒーリングができるようになるのだという情報が次々に入ってくるようになり

不思議な事にシンクロニシティが頻繁に起こりだし天使の存在も強く感じるようになっていました

いくつかのヒーリングの手法を学び やっぱり難しいなって最初は思って

悪戦苦闘、、というか誰かにヒーリングをやってもらうという最初の状態に戻っていました、がここでの目的は 自分ができるようになるために ヒーリングを難しくさせている原因を取り除きたかったのです

 

ところがいろいろと見えたりわかりだした頃に 気づいた悪戦苦闘の原因は

練習不足でした

全然練習してないのに「できない」「難しい」とこぼしていたんですよね

練習しないならセッションいくら受けてもできるようにはなりません

 

ただセミナーの説明には

「3日で誰でも簡単にできる」「3日でプロになれる」 とか書いてるので

何も知らない初心者の私は鵜呑みにして3日たってできてない自分がおかしいのかな

と思ったんです 

この頃はひきこもり生活をしていたので借金を膨らませながら次々に講座を受けていましたが2008年にティーチャーコースを取得してから風向きが変わりました

 

教える資格が欲しかったわけではなく どうしてもアメリカにいるヒーリングの創始者に会いたかったんです

帰国後にスピリチュアルが大好きな友人に誕生日プレゼントとして行った

10分程度のヒーリング

友人はエネルギーも何も感じずピンとこない様子でした 

ところが整体師だったためその後来た霊感の強い患者さんたちから次々に

「先生どうしたんですか オーラがすごく奇麗になっている」

「重いものがとれてすっきりしてる 別人のようですね」と言われたり

ヒーリングした石のブレスレットを見た浄化師が(毎月ウン十万払って浄化してもらってたらしい)

「石に何の邪気もなく奇麗に輝いている 今回は浄化はいりませんよ」

と言われ 友人は自分は何もわからないけど効果があるんだ と実感したのです

 

それから依頼を受けて ヒーリングのセッションと講座をするようになりました

最初は東京 そして大阪 やがて福岡に足を運ぶようになり

福岡のときは不思議だったのですが 

 

急に福岡に行きたくなり 知人にアポをとって会いにいくと

「税金対策でおととい契約してきた事務所があって 使わないから使ってもいいよ」

 

「え?そうなの セミナーしたいんだよね 借して!」で始ったんですよ

最初は3人の受講生 その次からは毎月何回もセミナーを行って

キャンセル待ちが出るくらい広まっていったのでした

 

あの頃 毎日ぐらいセミナーをしてたことが よくそんなにできたよねと

今は驚きますが 何の迷いもなかったんですよね 

そして初心者なので沢山転ぶんです 痛い目にも辛い目にもあう

でも ここでも辛いんだけど やっぱり迷いはなくて どんどん進んでいきました

 

私が福岡に通っていた間には自宅から徒歩5分の最寄り駅(大阪の人でも知らない辺鄙な駅)

に夜行バスが止まり そこから乗り降りするのはいつも私1人でした

大阪の中心部で沢山乗ってきますが

福岡のセミナー会場のすぐ傍で降ろしてくれ身体がとても楽でした

 

今は最寄りの辺鄙な駅にバスは止まらなくなってしまいましたが

新幹線を使ってもトータル6時間を考えるとあの夜行バスは本当に

楽だったんですよ

新幹線や飛行機も使ったけどやっぱり自宅近くから乗れるのはすごく魅力だったんです